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Vistaのサポート終了まであと残り約1ヶ月!

2007年に登場したWindows Vistaのサポート終了が近づいてきました。管理人もとても気に入っていたOSですが、ついに米国時間2017年4月11日をもってサポートが終了します。

いよいよWindows Vistaのサポートが終了します
そして、10月にはOffice 2007のサポートも終了します。 

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Windows Vistaは「プレミアムなWindows」というキャッチコピーのもと、2007年の1月30日に販売開始されたOSです。登場当初のPCはWindows Vistaが稼働するにはスペック不足なPCが多く、「動きが重い」「すぐ固まる」「使っていたソフトが動かない」といった問題が散見されましたが、Windows Aeroに代表される高いデザイン性とセキュリティ管理は高い評価を受けていたと思います。

管理人もデザイン性と操作性についてはWindows Vistaである程度完成されていたと感じます。私が所有していたWindows Vista PCはtwitter等を見ていてくださっている方はご存知だと思いますが、2015年の6月にマザーボードの故障で最期を迎えてしまいました。電源やサウンドカードが故障したことはありましたが、本格的に故障するまでよく6年も使うことができていたものだと思います。(2009年4月購入でした。)管理人は現在iMac 27インチ(Late 2015)とマウスコンピューターのゲームパソコンブランドであるG-TUNEのWindows 8.1を搭載したPCをメインに利用しています。

Windows Vistaは2017年4月11日をもってマイクロソフトによるすべてのサポートが終了し、その後は一切のサポートと、セキュリティを含む全ての更新プログラムが提供されなくなることになります。

Microsoft Office 2007については、2017年10月10日でサポートが終了します。Windows Vistaのサポート終了同様に、サポートと更新プログラムの提供がされなくなります。Windows 7を搭載した初期のPCには、Office 2007を搭載したものもありますので、Officeのバージョンを今一度確認してみてください。

最新OS、Windows 10ってどうなの?

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※パッケージはCDサイズですが、このパッケージの中にインストール用のUSBメモリが入っています。

Windows 10は米国時間2015年7月29日(日本は7月30日)に最初のバージョンが提供開始されました。その際、Windows 7や8.1を搭載しているPCを対象に約1年の無償アップグレードを行い、Windows 7や8.1を搭載していた問題のなかったPCがWindows 10のアップグレードによってPCの動作が不安定になる等の大きなトラブルを生む結果となってしまいました。これらのことから、Windows 10=不安定で問題のあるOSというイメージが付いてしまった人も多いのではないかと思います。

これらについては、当のマイクロソフトが未完成とも言える状態でWindows 10のリリースに踏み切ったこと、そして停止しない限りマイクロソフトの動作確認ツールさえ通ればWindows 10へのアップグレードが自動で行われるようになってしまったこと、PCの販売やソフトや周辺機器を作っているメーカーの対応が遅れたことが原因なのではないかと思っていますが、そもそもアップグレード自体はPCにあまり詳しくない人にはPCメーカー等からWindows 10への対応が表明されない限りするべきではないのです。

アップルが販売しているmacOSの無償アップグレードに対抗して同様の措置をしたのだと思いますが、アップルはその会社が独占的な対応PCの生産と販売を行うのに対し、あらゆるメーカーから搭載されたPCの生産と販売が行われるWindowsにはあまり無償アップグレードは向かなかったと言えます。

現在提供されている Windows 10 Anniversary Update バージョン1607 ビルド14393.xxx は、初期の Windows 10 RTM ビルド10240.xxxxx から大きく改善されており、Vistaのサポートが終了する2017年4月には次期 Windows 10 Creatos Update バージョン1703 (ビルド番号不明) よりも改善されています。

・・・え?太字のところ何??と思った方、続きを読めばその理由が分かります。長文記事ですが、お付き合い頂ければ幸いです。


実はWindows 10のバージョンは大きく分けて3つあり、4月には4つ目がリリースされる

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これがWindows 10 RTM ビルド 10240.xxxxx の画面になります。

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そしてこちらが、2017年3月現時点で提供されているWindows 10 Anniversary Update バージョン1607 ビルド14393.xxx の画面になります。

2つの画像、どちらもマイクロソフトがWindows 10だと言っている画像なのですが、スタートメニューやタスクバーの右端の部分に違いがあります。同じWindows 10なのに何故こうなっているのでしょうか。

Windows as a Service (サービスとしてのWindows)

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マイクロソフトはWindows 10を“Windows as a Service”(サービスとしてのWindows)として、今までのWindowsとは違った形での提供をしています。また、マイクロソフトはWindows 10を“最後のWindows”と言った言い方をしています。こちらはなかなか信じがたい話なのですが、マイクロソフトはそう言っているのです。

つまり、Windows 10は2015年7月に提供開始した最初のバージョンから、2015年11月のNovember Update、2016年7月のAnniversary Updateといったように、同じWindows 10というOSでありながら、バージョンを新しくして、基本名称は同じWindows 10として提供し続けているのです。ビルド番号は、それぞれのバージョンの中で更に修正が加えられる度に変更されます。

先ほどの画像を見てみると(画像はクリックで拡大表示できます)、右上に少し下の方に「Windows バージョン1607 および Windows Server 2016の更新プログラム」と書かれています。

実際にこのページを下にスクロールすると、一つ前のNovemberUpdate(バージョン1511)、初期バージョンの更新履歴を見ることができます。画像のページは以下のページになります。

Windows 10 および Windows Server 2016 の更新履歴 - Windows Help


こういったマイクロソフトによるWindows 10の提供方法についてはPCに詳しい方からも「分かりにくい」「複雑」「コードネームのような分けやすい名称が欲しい」といった意見が公式フィードバックアプリが送られておりますが、4つ目となる次期バージョンもCreators Updateという名称となり、バージョン情報等から簡単に区別することができるのはビルド番号となっており、分かりづらさについては解消されていません。

Current BranchとCurrent Branch for Businessと・・・

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※Windows 10 Creators Updateの正式版はまだ配布開始されていないので、Insider Previewの画面になります。

Windows 10を説明するにはまだ解説しなければならないことがあり、まだ終わりません。Windows 10には、Windows Updateをインストールする際にいくつかの提供方法を選ぶことができ、

  • Current Branch (主に個人ユーザー/Homeエディション)
  • Current Branch for Business (企業向け/Pro等Home以外のエディション)
  • Long Term Servicing Branch (Enterpriseエディションのみ)

といった合計3種類の提供方法を選ぶことができます。Windows 10 Proを購入したからといって、Current Branch for Businessに最初から設定されているということはないので、企業で導入される際はWindows Updateの詳細オプションから設定しておくことをおすすめします。

Current Branch for BusinessやLong Term Servicing Branchは、個人向けのCurrent Branchで対象の更新プログラムが提供されてからCurrent Branch for Businessでは大体4ヶ月経過後に対象の更新プログラムをインストールすることができます。Long Term Servicing Branchでは不定期に更新プログラムが10年間のサポートが提供されます。更新プログラムに万が一不具合があった場合に誤って適用して業務に支障を起こさない為の対策としてこのような3種類の提供方法が存在するのです。

また、Windows 10のWindows Updateは初めから累積型アップデートとして提供され、Windows Vistaや7や8.1をクリーンインストール(いわゆるリカバリ)した場合に生じていた“いつまでもWindows Updateが終わらない問題”をある程度解消できるようになっています。

また、3つのWindows Update提供方法とは別に、先ほどにも少し書きましたがWindows Insider Previewという提供方法があります。開発中の次期Windows 10の機能をいち早く体験し、品質向上やWindows 10の開発に参加するということができるのですが、PCに詳しいユーザー向けなので、PCが万が一動作しなくなっても直せる自信のある方向けになります。

PCを直す自信がない人は間違えて興味本位でやると、後々後悔することになりますのでやめておいた方が良いです。業務で使っているPCに適用することももちろん辞めておいた方が良いです。実際、標準以外のIME(ATOKやGoogle日本語入力等)が動かなくなったり、文字が印刷できなくなるといったトラブルが起きています。管理人は、Windows Insider Preview専用のPCを1台用意してWindows Insider Previewに参加しています。

来月登場するWindows 10 Creators Update

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※執筆時点で最新のWindows Insider Preview ビルド15055の画面です。Creators Updateの正式版とは画面が異なる場合があります。

さて、いよいよ来月には次のWindows 10のバージョンであるWindows 10 Creators Updateが提供開始されます。Creators Updateという名称が付けられている通り、全てのクリエイターに向けたOSとなっており、Microsoft Edgeの機能が拡張されていたり、動作の高速化が行われています。また、普通のお絵かきソフトだったペイントが3Dで描くことができるようになっていたり、VR(仮想現実)技術に本格的に対応するように作られています。

現在Creators Updateをいち早く体験できるWindows Insider Previewプログラムではビルド15055が配布されていますが、正式版のビルド番号が幾つになるかはまだ判明しておりません。来月登場と記入しておりますが、現時点での提供開始予定スケジュールであり、延期される可能性もあります。

管理人のWindows 10 Creators Updateの現在配布されている15055の評価は今ひとつですが、マイクロソフトも問題を認識しており、Insider Previewについても今後はバグ改修を中心に行うということなので、提供時には安定して使えるWindows 10になることを期待したいと思います。 今度のCreators Updateは前回のAnniversary UpdateよりもハードディスクやSSDに必要な空き容量が多く求められる可能性があるので、前回もそうでしたが、Windows 10のページからUSBメモリにイメージを作成してアップグレードを行うことをおすすめします。

管理人が提供・賛成をしたフィードバックの一覧はこちらからご覧ください。

Windows 10 Insider Preview 提供フィードバック – coron.tech
https://coron.tech/work/win10feedback/send/

Windows 10 Insider Preview 賛成フィードバック – coron.tech
https://coron.tech/work/win10feedback/like/

Windows 10を使うなら、ぜひ新しいPCで!

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Windows 10はこれまで述べてきたように、バージョンが次々と新しくなり、それに伴ってPCの性能も要求されるようになってきています。Windows Vistaの発売当初のPCではWindows 10が動かないことがあります。(Windows 8からNXビットという機能に対応していることが必須となっています。)

以下、管理人のVistaマシンへのWindows 10インストール体験談になります。

Vista世代のマシンにWindows 10をインストールして分かったこと のまとめ - Togetterまとめ
https://togetter.com/li/946203

Windows Vistaを今までずっと使ってきた人は、なかなか慣れることが大変になると思いますが、Windows 10は今までよりも一番安全に使えるWindowsだと思います。是非とも新しいWindows 10を搭載したPCをご検討下さい。

サポート終了もWindows Vistaをインターネットに接続して使い続けると、PCがウイルスに感染したり、大事な個人情報が流出する可能性が非常に高くなります。

サポート終了後にWindows Vistaを使用する場合は、インターネットから切断して使用するようにお願い致します。

Windows 10を搭載した最新のPCは以下から見ることができます。タッチパネルやWindows Helloという新しいログイン機能、ペン機能の対応等詳しい条件を絞り込んで目的のPCを選べるようになっています。

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