IMG_0749

I Enjoy the Music with Boombox
(私はCDラジカセ/CDラジオで音楽を楽しみます)

あえて今、このような商品を買うのは正直どうなんだろうと思われる方が多いと思われるCDラジカセ/CDラジオ。日本国外ではラインナップ縮小傾向にありそんな中でもほぼ毎年のようにこの分野に新商品を投じてきたのがソニーです。

近年ではUSB端子やSDカードスロットを搭載することによって容易にカセット等の旧世代メディアのデジタル化が容易にできるようになるなど、進化し続けてきて、ついに今年、ソニーが今最も製品に取り付ける最優先技術ともいえるNFCとBluetoothを搭載しているモデルが登場しました。発表された時点からかなり気になっており、いろいろ悩んだ末購入してみました。今回はこのZS-RS70BTを詳しく紹介します。

続きは以下からどうぞ。

開封

IMG_0819
箱は低コストにするため段ボールに単色印刷といった一般的なパッケージではなく、6面すべてがカラー印刷されていました。普通の段ボールなのだろうなーという予想が良い意味で裏切られました。

IMG_0823
箱の背面。搭載している機能等を紹介しています。実際販売される場所で箱がそのまま置いてあることは殆ど無い思うのでこういう説明は無くても良いかなーと個人的には思っています。

IMG_0820
さて、開封ということになるのですが、驚いたことに上部にテープがありませんでした。どういう仕組みになっているのかと言いますと、

IMG_0821
こんな感じで左右にふたがあり、それぞれを外すとそのまま上下に分かれて開けるようになっているようです。無駄な資源を削減する包装としては良いのかもしれないですが、中身を勝手に開けられていても分からないといったデメリットがあるのではないかと感じました。

IMG_0465
開けてみるとこんな感じ。縦向きに入っています。

IMG_0466
このような感じで本体が包装されています。

IMG_0472
包装を外してみたところ。

IMG_0475
CD部分は誤って開くことがないようにテープが貼られていました。

IMG_0498
説明書類。基本的に読まなくても使えます。ソニーの製品情報サイトからpdf版がダウンロードできるのでスマートフォンやタブレットに入れておくと困った時に便利です。

取扱説明書ダウンロード | サポート・お問い合わせ | ソニー

http://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/search.html

外観

IMG_0695
前面。そんなにサイズも大きくなく、持ち運び用途でも問題なく使えます。

IMG_0698
操作ボタン類。こちらにはファンクション切り替えや再生関連操作など、基本的によく使う機能が集約されています。

IMG_0708
右側には音量操作とMEGA BASSのON/OFF切り替えボタンが用意されています。

IMG_0704
対して左側にボタンはなく、NFCが配置されています。NFCを搭載したスマートデバイスをここにかざすことによって音楽を聞くための設定がワンタッチで行えるようになっています。

IMG_0527
背面。ACコードとアンテナのみと非常にシンプル。

IMG_0521
電池ボックス左の銘板。消費電力は16Wです。Bluetoothなどの無線技術を利用しているので技適マークが貼られているのが確認できます。発表は2014年になってからでしたが生産は去年に行われたようです。さすがに昔のように日本製とはならず中国製。

IMG_0522
電池ボックス右の注意文章。

IMG_0519
電池ボックス。単2乾電池6本で駆動します。そろそろこの辺リチウムイオン電池になったりすると良いんじゃないかなーと思いますがなりそうにありません。

ラジオとCD

IMG_0716
ラジオを受信しているところ。プリセットと書かれたボタンでは設定された周波数に自動的にチューニングすることができます。右上にある選局ボタンで通常のチューニング操作が行えるようになっています。

IMG_0719
全ての機能で音楽再生中には音楽に合わせて点灯する仕組みになっています。近年このような面白い機能の付いた機器がなかったのでとりあえず見て楽しんでいます。

IMG_0725
CDは通常のCD-DAに加え、CD-R/RWと、MP3やWMAを記録したディスクの再生に対応しています。

IMG_0758
CDをセットしてみたところ。 CDはClariSの最新シングル、Clickです。

IMG_0767
読み込みが終わるとTOC情報が読み込まれ、全曲数と全曲の合計収録時間が表示されます。

IMG_0773
CD再生中。音質に過度な期待はできないですがオーソドックスないかにもラジカセといった音がします。他のソニー製のラジカセと比べて良いほうなのではないでしょうか。 MEGA BASS機能は小音量時にはON、大音量時にはOFFといった感じで使い分けると良いです。

NFCによる簡単Bluetooth接続 / USB接続・音声入力

IMG_0726
昨年に購入した最新ウォークマン、NW-ZX1ですが、

IMG_0728
背面にNFCが搭載されているので接続してみました。

IMG_0733
ウォークマンをNFCタグの部分にかざすと初回はこのような表示がでるので「はい」を押して接続します。
※1:この操作はAndroid端末のロックを解除した状態で行ってください。ロックした状態では作動しません。
※2:また、ソニー製以外のNFC搭載端末(Nexus 7等)では正しく動かない可能性がありますので下記から「NFC簡単接続」アプリをあらかじめインストールすることをおすすめします。
NFC簡単接続
「NFC簡単接続」アプリは、お使いのスマートフォンと、ソニー製NFC対応Bluetooth機器(スピーカー/ヘッドホンなど)を簡単に接続するアプリケーションです。 ソニー製NFC対応Bluetooth機器のNマークに、本アプリを搭載したスマートフォンをタッチするだけで、簡単に機器登録(ペアリング)とBluetooth接続ができます(ワンタッチ接続)。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sony.easyconnect&hl=ja


IMG_0734
ペアリング中

IMG_0742
接続されると「接続されました」と表示されます。

※NFCを搭載していないBluetooth端末は、Bluetoothボタンを長押しすることによって「ピッ」という音が鳴りペアリング待機状態にしてつなぐことができるようになっています。

IMG_0739
正しく接続されると画面上に端末の名称がセグメント表示されます。

IMG_0745
あとはそのまま音楽を再生して楽しむことができます。本体に付いている再生関連操作ボタンで問題なく操作が行えます。音量ボタンは連動する端末とそうではない端末が存在します。

IMG_0740
再生が終わったら再度NFCの部分をかざせば自動的に停止&切断&Bluetoothのオフが出来ます。慣れると非常に便利です。

IMG_0750
ZS-RS70BTには全面に音声入力/USB/ヘッドホン端子が配置されています。

IMG_0778
つまりこのような感じでウォークマンやUSBメモリを接続してメモリー内の音楽を楽しむことができます。

IMG_0779
USBにファンクションを切り替え、読み込みが終わるとフォルダー数が表示されます。

IMG_0782
右上のフォルダー/選局ボタンでフォルダーを切り替えます。その後画面右下の早戻し/早送りボタンで1曲ずつフォルダー内の曲を選んで再生となります。フォルダー名は表示されません。

再生に対応しているのはmp3とwmaのみであり、AACやFLACといった形式には対応していないのでそれらを再生する場合は音声入力に別売りのステレオミニケーブルを差し込むことになります。

CDの場合でも同じなのですが、リピート再生やランダム再生、プログラム再生の設定は停止中でないと行えないようになっています。一昔前のCDプレイヤーにはこんな制限無かったのですが・・・。

購入した理由とまとめ

IMG_0737
Bluetoothファンクションで待機中の時は青色に光るようになっています。この光る機能はライトシンク機能といいますがもちろんオフにすることもできます。

昨年にPanasonicのドックコンポ、SC-HC58を購入しているのに何故この製品も買ったのかと言いますと、確かにコンポがあればわざわざこのようなラジカセのようなCDラジオを買う必要はなかったとも言えます。購入した理由は以下3つにあります。

  • 1.テレビを見ることが少なくなったので情報収集をラジオで気軽に得られるようにする為
  • 2.手軽に接続できて、いつでも役に立つスピーカーが欲しかった。
  • 3.Bluetooth接続でヘッドホン端子付きのものが欲しかった。

1については、テレビはほぼ録画視聴になり、わざわざニュースをテレビで付けてみる必要もなく今はインターネットで情報収集の殆どが行えるようになったのでテレビでニュースを見ないことによって節電ができます。例えば管理人のプラズマテレビは消費電力が335Wとなっており、画質は良いのですが既に高騰が始まっている電気代がかかります。今回の製品では16Wですので日中ほぼつけっぱなしでも大した電力にはなりません。

2については、NFCを搭載した端末が昨年から増え始め、面倒な操作なく手軽に接続できるためとても便利です。NFCによる接続は、AC電源利用時であれば電源OFFの状態でもかざすことによって自動的に電源が点いて音楽を楽しむことができる状態になります(電池駆動時はできません)。電池駆動もできるため、停電が発生した場合は電池駆動に切り替えて使い続けることができます。

3.については、最近は音楽を楽しむ時にヘッドホンを利用することが多くなりました。Bluetoothで受信した音声をスピーカーで楽しむことには前途のSC-HC58で十分ではありますがこの機種はヘッドホン端子が上部の蓋の中に配置されているため蓋を開けっ放しにしなくてはいけません。また、そのままヘッドホン端子を付けたまま朝になってしまうと目覚ましとして利用している音楽がヘッドホンから鳴ることになってしまうため気付かずに寝過ごす可能性があります。この機種を使うことによってそのような状態を回避することができることと、再生が終わってから操作がなかった場合は自動で電源が切れるようになっていますので節電にも一役買うことができます。

・・・

ZS-RS70BT、日本においてはほかにBluetooth搭載のCDラジオといえば東芝とビクター等でいくつかありますが、東芝の機種については東芝本体ではなく子会社のものであり商品性があまり良くなく、ビクターはドラム管と呼ばれる超が付く大型の機種になってしまいます。そのため、通常のCDラジオサイズで色々つなげられて便利に使える機種は今回の機種が最も良いのではないかと思います。1.7Wx2が多いソニーのCDラジカセ/CDラジオの中でも2.3Wx2と多少出力が大きい為他のソニーのラジカセよりも少しは良い音で聞けるものと思います。
※海外にはZS-BTG900というさらに高級なモデルがあるのですが日本では残念ながら発売されていません。

最後に少し残念であった点を言っておきますと、最近は管理人自身音にこだわるようになってしまったため、Bluetooth接続で受信している音声をヘッドホン接続で聞くとめちゃくちゃ音が悪いです。これはBluetooth対応について通常のSBCコーデックにしか対応していないため、次世代機種でAACやApt-Xに対応してほしいと思うところであり、できればDSEEも搭載されると良くなるのではないかと思います。これまでBluetooth音声はほとんどハンズフリーのものでしか聞いておりませんでしたのでここまで音が悪いものとは思っていませんでした...。

この機種を選ぶにあたっておすすめできる方々は、テレビに飽きたので気軽にラジオが聞けるものが良い。でもCDも未だに聞くので必要だ、スマートフォンの音声(Bluetooth)をスピーカーで手軽に楽しみたいという人たちだと思います。ほとんどの店舗において試せる形で展示されていると思いますので興味がありましたら家電量販店の展示コーナーに行ってみると良いと思います。


では、takimuraでした。

ZS-RS70BT | CDラジオ・ラジカセ | ソニー
http://www.sony.jp/radio/products/ZS-RS70BT/