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いきなり管理人の上手でもない文字ですいません。皆さん、"手書き"してますか?僕が今、ブログの文章をキーボードで打ち込んでいる時点で"手書き"をしていません。iPhone 5,iPad 第4世代,そしてiMacといったものは"手書き"をするものではありません。

昔から、「多くをデジタルに頼ると馬鹿になる」と言われて来ました。管理人はまさにそれにあてはまってしまっているのではないかと感じています。そんなところで今回紹介するのがシャープが先月に発表し、大きな話題を呼んだ手書き電子ノート WG-N10です。"手書き"をすることが少なくなった今、"手書き"を見直すデバイスとして、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

既に所持している方向けに、自作リフィルを5種類用意してみましたのでご利用いただければと思います。

続きは以下からどうぞ。

開封

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箱はこんな感じ。質感は薄いダンボールみたいな感じです。箱もコストカットの一環に入っているのでしょうか。。

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裏面。3つに分けてどのようなことができるのかを説明しています。

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開封は上部から。どこか懐かしい感じがします。

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このような感じで梱包されています。

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本体と付属品一式。専用カバーと一緒に使うことを最初から想定したのか、専用カバーに本体が最初から収められています。

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専用カバーの質感は本格ビジネス仕様ともいえるかもしれない質感の高さ。対する専用ペンにはそこまでのこだわりは感じられませんでした。本物のペンっぽいデザインや質量だとより一層高級感が際立つと思うのですが。

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本体。昔はこんな商品があるとあちこちにボタンがあったものですが、シャープのロゴタイプ以外に外観上の特徴はありません。右側のみが角丸になっているのは手帳っぽさを表現しているのかも。

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本体底面。左から、充電ランプ,microUSB端子,電源スイッチ。

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本体背面。リセットボタンはここにあります。製造国は中国。細く白い鉄の棒みたいなものでA6サイズの手帳に挟むことができる仕組み。

セットアップ

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まず、このデバイスは感圧式タッチパネルなので、タッチペンによる調整が必要になります。後々に感度が悪いと感じたら設定メニューから再調整が可能。

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日時の設定。普段iPadとかを使っているとずいぶんと古い感じがします。

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2ステップのセットアップが終わると、すぐに利用可能になります。

様々な機器と比較

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Netwalker PC-T1と比較。PC-T1は手書きメモ端末としては使うことはほとんどありませんでした。

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現時点においてもっとも優れているタッチパネル搭載のデバイス、iPad(第4世代)と比較。同じ時代のデバイスとしてちょっと思えないかもしれませんが、後々手書き電子ノートが白黒画面になった理由について記述していますのでお読みいただければと思います。

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電子書籍端末、BookLive!Reader Lideoと比較。画面サイズは同じで、Lideoは電子ペーパーを搭載。こう比べてみると電子ペーパーの見やすさが一目瞭然ですが、手書き電子ノートとしては残像が残る電子ペーパーの採用は残像問題が改善されるまでは難しそうです。

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シャープの電子辞書を持っていない為、管理人が小学生の時に手に入れたカシオの電子辞書 EX-Word XD-400と比較。

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この電子辞書はマレーシア製でした。電池はボタン電池のCR2032x3ですが、どこにもCR2032が3つも転がっていなかったので電源は入れていません。

早速使ってみる

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サンプルのノートページ。ここまで上手に書くのは難しいかも...。

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下にあるメニューから様々な操作が可能です。
  • ホーム - ノート一覧画面(ホーム)に戻ります
  • 機能 - ページ移動/削除,白紙に戻す,ページフォームの変更,ページの画像書き出しができます
  • 分類 - 現在開いているページを10種類の分類に分けることができます
  • マーカー - マーカーの入力と消しゴムの切り替え(太さ3段階)ができます
  • ペン - ペンの入力と消しゴムの切り替え(太さ3段階)ができます
  • ページ追加 - タップで一番最後のページが追加できます
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昔の電子手帳や電子辞書にあったタッチキーをそのままタッチパネルの中に入れた形と考えれば良いのではないでしょうか(画像はXD-400)

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タッチペンに向かってある程度の強度が必要になります。"弱"では図形や文字が途中で切れてしまっているのが分かるかと思います。ある程度の強度が必要な分、他の形式でありがちな「少し指が触れるだけで書かれてしまう」といったことがほとんどの場合においてないことがメリットです。

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1.本体での表示
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2.bmpで書き出したページ(アップロードの為png変換済/クリックでフルサイズ表示)

Connect : について書いてみました。書き心地は他の感圧式と比べるとずいぶん改善されているように思えます。ある程度の強度がないと取りこぼしがありますが、従来のメモになかったのではないかと思う"マーカー機能"が思いのほか便利です。マーカーを間違えてもマーカーの部分だけを消しゴム機能で消すことができます。

タッチ精度を比較する 例:目のつけどころがシャープでしょ?

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HP iPAQ 112。文字が判別できません。

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SHARP Netwalker PC-T1。ギリギリ読める・・・レベル

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SHARP WG-N10。かつてこんなに細かく書けるタッチパネルデバイスがあったでしょうか!?。正直驚きました。

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こんな感じで簡易手書きトレースにも使えます。(感圧式なので上にカタログなどを用意してなぞれば可能)。

この製品、発表後よく言われたのが「何故カラー液晶ではないのか?」「バックライトはないのか?」「クラウドサービスと連携できないのか?」「インターネットにつながらないのか?」といったことです。

確かに上記のことを満たしていれば、より高機能で売れるかもしれません。管理人的に考えてみたところ、以下の答えがでてきたので記述してみます。
すべてはバッテリーの長寿命化の為です。タブレット、スマートフォン、ノートPC、携帯音楽プレイヤー等を殆どの人々が持つ現在の時代になってから、コンセントやUSBがそれらの機器で埋め尽くされるようになり、寝る前にそれらの機器を充電することが一般化した今、手書き電子ノートが登場して、『Wi-Fi利用で6時間』といったバッテリー寿命では後々使われなくなってしまう端末となってしまうのではないかと思っています。今回の手書き電子ノートでは、『1日2時間の利用で30日』のバッテリー寿命を達成しています。リチウムイオン電池の長寿命化が生み出した、かつてできなかった寿命なのではないでしょうか。電子書籍端末でも『1日30分読書で2ヶ月』の寿命を謳っています(ソニーPRS-T2)が、実際のところWi-Fiを利用して書籍の購入をしたり、Evernote連携機能を使用したりしてせいぜい3日持つか持たないかといった状況なのではないでしょうか。それらの点において、シャープの『1日2時間の使用で30日』といったものはとても魅力的に感じました。多くのものを省かないと、この寿命を実現できないというのが現実なのです。

いろいろと長くなってしまいましたが、これからどれくらいバッテリーが持つのか楽しみです。

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作成したノートやページは日付単位で検索できます。

ノート名の変更について

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新規にノートを作成すると、ホーム画面ではこのように「Note Book 2012/1/19作成」となります。

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ホーム画面の下にあるメニューを2番目のメニューに切り替えて、"ノート名変更"を選びます。

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変更したいノートを選びます。

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新しいページ名をタッチペンで入力します。"書き直し"で空白の状態から書き直せます。"決定"で決定。

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ホーム画面のノートのタイトルが手書きのものに変更されます。

機能と分類について

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機能メニュー。

ページ移動では、"順番の移動"はできず、他のノートへページを移動できるといった機能になります。

後ほど紹介する連携メニューでは"ノートの書き出し"が行えますが、こちらから"ページの書き出し"ができるので、1ページだけ書き出したい場合にはこちらから行うことをおすすめします。

※記入している途中でもページフォームの変更が可能です。

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分類メニュー。ホームから分類検索を選ぶと分類名の編集も可能。

※"ページ単位"での分類になります。全ページを同じ分類に一括して分ける機能はありません。

追加リフィルでもっと快適に

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発売と同時に、シャープの公式サイトから追加リフィルのダウンロードが可能になりました。

まず、お好きなリフィルをダウンロードして解凍します。

電子ノート 追加リフィルダウンロード:シャープ
http://www.sharp.co.jp/enote/download/
※ダウンロードはこちらから

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付属のmicroUSBケーブルでコンピューターと接続します。充電済みの場合はランプは光りません。

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ホーム画面の左下にある"連携"をタップ。

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"USB接続モード"をタップすると、この画面になるので"接続"を選びます。

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このような画面の状態で、接続したコンピューターでデバイスを開きます。

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Macだとこうなります。Windowsの場合はコンピューターからリムーバブルディスクを選択。

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フォルダが3つ開かれます。
  • BACKUP - バックアップ機能を用いてバックアップファイルを作成/リストアする際に使います
  • EXPORT - WG-N10→PC 間で電子ノートのbmpデータをコンピューターに移す場合に使用します
  • IMPORT - PC→WG-N10 間でコンピューターにあるbmpデータをWG-N10で使用する際に使用します
となります。

今回の場合は、"IMPORT"フォルダを使用します。
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IMPORTフォルダに直接bmpファイルを入れます(フォルダごと入れると認識されません)

■デバイスを取り外します(内部データ破損防止の為OS搭載の取り出し機能を使用することを推奨)

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キャンセルボタンをタップコンピューターとの接続を解除します。

■連携メニュー内の、"画像取り込み"を選択します。

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正しい枚数であるか確認し、"はい"をタップ。

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参考例では10ページのノートが1つ作成されます。

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顧客カードの例。慣れればそれなりのクオリティで書くことができるかも。

自作リフィルを作ってみました

現在公式で配布されているのは12種類。リフィル自体は600x700の16色ビットマップ形式なので簡単に自作できます。
※順番をファイル名ではなく保存日時のタイムスタンプで判別していますので保存の際注意。

1.買い物メモ

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1〜3ページこのように買い物リストになっています。

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4ページ目では簡易メモ欄と計算欄を用意。合計金額のメモもできます。

2.アプリ開発

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1/3/5ページ目はアプリ名とメモ、落書きができます。

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2ページ目ではiPhone5をモチーフにした画面。何かいいアプリのアイデアが思い浮かんだ際にどうぞ。

3.日本地図

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日本地図です。それだけ。4ページ収録。

4.100マス計算

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なんか100マス計算できそうだなーと思って作りました。現在ではゼロの段の掛け算が廃止されているとか。

5.本格手帳

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モレ○キンのとある製品を真似て作って見ました。行間が非常に狭いのであまり向かないかも。

■ダウンロードは以下からどうぞ。

電子ノート(SHARP WG-N10)用リフィル - SkyDrive

https://skydrive.live.com/redir?resid=29326CCE448CD620!14603


リフィル次第で様々な使い方が実現できるシャープの手書き電子ノート、"手書き"をしなくなってしまった今、再び"手書き"してみてはいかがでしょうか?

【追記】思った以上に便利でした

19日に購入してからちょうど一週間経ったので正直な感想を書いてみます。思った以上にメモれます。コンピューターやタブレットと違って何が違うのか。やはりそれは"手書き"の最大のメリットである"図形"や"簡単な絵"がコンピューターでは図形ツールを用いたりして書くのに手間がかかりますが、手書き電子ノートならばそれがスラスラ書くことができます。

管理人の場合だとキーボードタイプなキングジムの「ポメラ」のほうが書くだけには適している気がしないでもないですが、この1週間、いろいろな所で試しました。結論を言うと「ポメラ」は簡単なメモには適していますが、絵はかけないのでやはりこの手書き電子ノートが管理人にはピッタリでした。

電車内、駅のホーム、店舗内、信号待ちなど...。管理人の場合だとこの手書き電子ノートは絵を描くといった用途よりはブログのネタになりそうなことをメモしたり、思いついたアイデアをメモしたり、簡単な絵を用いて描いたり・・・といった用途に使っています。

最初は本当に使えるものであるのか半信半疑ではあったのですが、立って開いてメモするのにはとても便利であると感じたところです。近々、この電子ノートの感想をまとめたり、使い方を提案する記事を書きますので是非お読みいただければと思います。ちなみに、ノートを開くと"最後のページ"が開かれてしまうためスケジュール帳としてはあまり使い物にはならないかもしれません。分類する等の工夫をすればいいのですが。


では、takimuraでした。