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電子書籍はじめました

ついに・・・電子書籍端末を手に入れました。管理人が選んだのはBookLive! Reader Lideo(ブックライブ! リーダー リディオ)です。Kindle whitepaperと最後まで悩みましたが日本語の書籍数では業界最多であることと、使い勝手の良さでこちらを選びました。価格も8,480円(税込)でお買い得です。

Kindle whitepaperに比べて劣っている点としては夜間でも快適に読めるようなライトが搭載されていないことと、Kindle whitepaper 3GではWi-Fi利用時に限りインターネットブラウジングを楽しむことが出来るのに対し、こちらは"電子書籍専用端末"と謳っているように電子書店以外へのアクセスはできません。尚、電子書店の画面はAndroidブラウザそのもの(アドレス入力やブックマーク等は一切ありません)であるため、fon等の公衆無線LANの認証は問題なく使えます。

続きは以下からどうぞ。

開封

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箱。管理人は三省堂書店にて購入しましたが、ネット販売も行われています。"文字の大きさ、自由自在。"と書いてありますがマルチタッチ操作による拡大はできません。

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右上には通信費0円の文字があり、そのとなりにはWiMAX搭載製品であらわすことを示すマークがついているとおり、通信機能にはWiMAXと無線LAN(11b/g/n 5GHz非対応)が搭載されています。

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箱を開くとこんな感じになっており、IT等の知識に乏しい人でも手軽に扱えることがアピールされています。

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前面から開くと先ほどの画像のような機能説明となっているので、開封は上部から開ける形となります。

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開封すると、まず取扱説明書が出てきます。

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取扱説明書を取り出すと、本体が包まれた状態で姿を現します

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内容物一覧。取扱説明書以外に小冊子が3点ほどあります。

電源投入から使い始めるまで

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電源オフ状態ではこのような画面になっています。ソニーのリーダーでは指定した画像を表示できたりするのですがLideoはこの画面から変更することができません。

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起動すると、まず利用規約が表示されます。"同意しない"にしても同意するよう求めてくるのでまぁ最初のステップとしては同意しないボタンの存在意義が謎ですね。

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続いてBookLive!に登録しているか尋ねてくるので管理人はBookLive!登録済であるためここで"はい"を選択。

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ここで初めてWiMAXに接続されます。初期設定を行う場所は"WiMAXのエリア内"である必要があるのでご注意ください。

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BookLive! にログインする為の画面が表示されました。

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メールアドレスとパスワードを入力します。このソフトウェアキーボードかなり配列が独特なので最初戸惑いました。慣れが必要かと思います。

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どこが独特なのかといいますと・・・いつものデバイスの感覚で"1文字消す"という動作をしようとすると"閉じる"ボタンを押してしまう確立がかなり高い点です。"一字消す"で1文字消すことができます。

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WiMAX通信中は右上に電波の強度を表すアイコンが表示されます。管理人の自宅はかなり電波が弱い印象。

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ログインが完了すると、初期設定が完了します。

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まず始めにカンタン!ガイドブックが表示されるのでフリックしてページをめくります。この画面は電子書籍ファイルなので"本棚"ボタンを押すことで終了できます。

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Lideoではフリック以外に上半分/下半分でそれぞれページをめくる操作ができます。慣れると便利です。ちなみに、ダブルタップで対応している書籍に限りズーム操作(倍率固定)ができます。

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しおりをつける操作は右上をタップするだけで、他の電子書籍端末でも用いられている仕様です。1つの電子書籍に対して複数のしおりをつけることができます。

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マーカーを引いたり、辞書を引くこともできます。(対応書籍のみ)これらについては後ほど詳細に説明します。

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電子書店にアクセスにするには、"書店"ボタンを押します。LideoではPC無しで様々なことができるように設計されているため、PCとの連携機能は一切ありません。(一応基本はAndroidデバイスになっていますが、PCと接続(microUSB-USB)しても一切デバイス情報に変化がありません)

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書店の使い方 トップ/立ち読み/購入

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電子書籍データを表示している場合を除き、"文字"ボタンを押すことで電子ペーパー特有の残像を消す(画面のリフレッシュ)ことが出来ます。

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説明終了です。

本棚

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本棚画面。ソニーの電子書籍端末"Reader"に似た印象を受けます。

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下にある"表示切替ボタン"でリスト表示にすることもできます。

※"あかさたな検索"ボタンは、書籍タイトル頭文字にあたる文字で書籍を絞り込んで表示することができる検索機能で、大量の電子書籍ファイルを入れている場合に有効利用できます。

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1冊でも読んだあとには、上部に最後に読んだ本が表示され、続きから読むことが出来ます。(最後に読んだ本以外の本でも続きから読むことが出来ます)

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本棚で"メニュー"ボタンを押すと、このようなメニューになります。ここでは辞書機能を説明するため、"辞書"を選びます。

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"辞書"が開きました。国語辞典と英和辞典が内蔵されています。

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ためしに"でんししょせき"と入力してみました。何処の予測変換エンジンを用いているのかわかりませんが、予測変換に"電子書籍"とは出てきませんでした。

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検索ボタンを押して項目を選択すると、電子書籍の意味が出てきました。

対応書籍から辞書機能を使う

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Lideoに搭載されている大辞林は、人物名を調べるのに長けております。

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メニューボタンを押し、辞書・マーカーを選びます。

DSCF5341"辞書を引く"を選びます。

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調べたい場所をタップ&ホールドして選び、"辞書を引く"を選びます。

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読んでいる書籍から切り替えることなく、組み込み辞書による結果の表示されます。この辞書項目画面から他の項目へのジャンプはできません。

サイズを比較する

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電子書籍版"生徒会の一存"を購入して表示してみました。電子ペーパー故白黒表示となりますが、電子ペーパーは液晶等に比べて目への負担がかなり少ないので長時間閲覧する端末にふさわしいと思われます。Lideoでは画面の自動リフレッシュが3ページごと(画像のページは毎度リフレッシュ)に行われます。

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iPhone5 / BookLive! Reader Lideo / Sony Tablet S で同じ電子書籍を表示してみました。(BookLive!では1つのアカウントで購入した電子書籍を最大5台でダウンロードして読むことが出来ます)

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目次ページ。

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表示装置のサイズが同じ6型に近い端末(Netwalker PC-T1 / BookLive! Reader Lideo / PS VITA)と比較。

※Lideoはスリープ中に広告が表示されます。

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本物の新書と比較。管理人が現在読んでいる"「ネットの自由」VS.著作権"はまだ電子書籍化されていないようです(2012/12/17現在)。

Lideoは画面が6インチとなっていますが、使ってみて書籍を読むにはとても見やすく、扱いが手軽なサイズであると実感しました。Lideoでは多くの雑誌類が読めないので、雑誌を読むことが多い人はタブレット端末にて読むのが最適であると思います。

設定やハードウェアについて

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本棚メニュー内の各種設定 > 無線LAN設定で無線LAN設定が出来ます。無線LAN有効時にはWiMAX通信が待機状態になります。

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無線LAN接続時のアイコン表示

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利用端末一覧。5台まで登録可能で、1年間で登録解除できる上限も5台となっています。BookLive!はIS12T(Windows phone)に非対応の書籍が非常に多い印象でした。

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BookLive! Reader Lideo は電子書籍専用端末で唯一の"Made in Japan"です。製造を担当しているのは日本電気(NEC)。

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技適マークはソフトウェアに組み込まれている形。

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同梱ACアダプターは中国製でした残念。

まとめ - 自分で管理したい人には向かない -

電子書籍は日本においては最初1990年代にソニーと日本電気(NEC)と松下電器(現パナソニック)が参加してフロッピーディスクやCD-ROMに書籍データが入った状態で誕生しました。その後ソニーと松下電器が復活を賭けてPC時代にふさわしい電子書籍端末を2000年代に登場させますが、この当時の電子書籍はインターネットで入手することができたものの、"レンタル"という形態で提供され、値段も高額であったためほとんど普及しませんでした。

アメリカではその後米国ソニーがReaderを作り、2010年に日本上陸といった形で日本でも本格的な電子書籍普及に向けた動きが行われました。シャープがWi-Fi搭載のGALAPAGOSを始めたことで、電子書籍の買うスタイルが「機器をPCにつないで転送する」従来のスタイルに加え、「電子書籍端末で購入して読む」スタイルが日本においても生まれ、現在の電子書籍端末には必ずといっていいほど通信機能が内蔵されています。

今回のBookLive!という電子書籍サービスは電子書籍をBookLive! と連携した三省堂書店の店舗で購入することができます。また、デジタル図書カードとよばれるプリペイドカードも三省堂書店で購入できます。ますます電子書籍への敷居がなくなっていくのではないかと感じました。

BookLive! Reader Lideoにおいてはサービスを提供するBookLive!が既に国内最多の9万冊を超える電子書籍データを提供しており、最大5台まで共有できるために初めて使ってみたいと思う電子書籍サービスとなりました。2011年にPRS-G1というソニーの電子書籍サービスが通信料580円という形で購入を迷ったことがありましたが、2012年にはついにkindleやLideoといった通信料が無料のものが登場しました。昨年購入してなくて助かった気分です。

さて、Lideoは"電子書籍専用端末"や"PC要らず"を謳っている通り、PCや外部機器との連携が一切できません。自炊した電子書籍やpdfファイルを持ち歩くといった用途には一切向かないため、それらの用途に使うことを考えている方はkoboやKindleやソニーのReaderといった別の電子書籍端末をおすすめします。「手軽に始めたい、自炊や漫画はタブレットに入れて読んでいるので問題はない。しっかりと文庫本を読む端末が欲しい」といった用途においてLideoは最適の選択なのではないかと思います。ちなみにLideoはメモリを4GB備えており、他社の2GBに比べて大容量である為多くの書籍を持ち歩くことが出来ます。

電子書籍端末やサービス、どれが生き残りどれが敗れるのか今後において不安ではありますが、各社頑張っていただきたいと思います。



では、takimuraでした。

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